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犬の飼い方・しつけがわかるおすすめ本5選!読むときの注意点も解説

おすすめの犬のしつけ本とためになる読み方
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  • 犬のしつけや飼い方について詳しく知りたい
  • 犬のしつけ初心者におすすめの本はどれ?
  • ほかの飼い主はどんな本を読んでいるのかな

犬の飼い方やしつけに関する本はたくさんあります。どの本も有用ですが、できるだけ目的に沿っていて読みやすい本が良いですよね。

犬の飼い方やしつけには本当に色々な意見があります。著者によって犬の飼育やしつけに対する考え方が違うので、何冊か読んで比較するのがいいです。

ラファ
ラファ
いくつか読み比べて納得のいく意見を見つけたり、自身の犬に対するスタンスを確認できるのもしつけ本を読むメリットだよ

そこで今回は、私が読んでみて内容がいいと思った犬のしつけ本5冊をご紹介します。しつけ本を参考にするときに知っておきたいことも解説していますので、よかったら参考にしてください。

1.しつけ本は私も毎回参考にしている

私は多頭飼いをしないので、前回の子犬の飼育から次の子犬を飼い始めるまで、10年以上時間があくこともざらです。そのため毎回新しく犬を飼う前にかならず最新の飼育法やしつけ法を勉強しています。

ラファ
ラファ
最初の犬のときはネットなんてなかったから、本屋の棚を前に悩みに悩んで本を買っていたのよ

今では書籍だけでなく、YouTubeやドッグトレーナーのブログやSNSなどにも目を通すようにしています。本当に情報が手に入りやすくて便利になりました。

しつけ本は犬に関することが広くカバーされている内容が多く、最近ではしつけや飼い方の復習のために手に取ることが多いです。

読んでみて思うしつけ本のメリット
  • 価格が安い(専門家への相談と比較して)
  • 犬の飼育について幅広く学習できる
  • いつでも読めてスキマ学習も可能

しつけ本は安価で犬のしつけや飼い方など総論の勉強に最適です。紙の本なら動画解説よりも目に優しく疲れません。

ただし本で学ぶときには注意しないといけないこともあります。

しつけ本に感じたデメリット
  • 一般論ばかりでつまらない
  • 初心者向けの内容が多い
  • 極端な意見や時代遅れの情報もある

しつけ本の中には、ざっくりした総論ばかりで役に立たないと感じる書籍もけっこうあります。古いタイプのしつけをする著者の本だと、今の常識では否定されていることも平気で書かれています。

ラファ
ラファ
いい本を選ばないとがっかりするよ

また、初心者向けの内容がほとんどなので、突っ込んだ内容が書かれていることは少ないです。私は物足りなくなってドッグトレーナー用の教材を読み漁った時期もありました。

しつけ本は、初心者が基本的な飼育方法やしつけ法を体系的に知るために使ったり、久しぶりに犬を飼う経験者が情報をアップデートするのに向いています。

用途を理解して、自分にあったしつけ本を選ぶことが失敗を防ぐコツです。

2.おすすめしつけ本5選

色々な本を読んでみて、私が読みやすく、内容がいいと感じたおすすめの本5冊を紹介します。

2-1.どんな困った犬もこれで大丈夫! 体罰ゼロのポチパパ流 犬のしつけ大全 単行本 – 2022/7/1


YouTubeで人気の、保護犬活動や問題犬の改善トレーニングで有名なポチパパさんの著書です。しつけや犬特有の行動がコントロールできずに悩んでいる方におすすめ。

犬との接し方や向き合い方、必ずやりたいしつけ、問題行動の改善方法が中心の内容です。ポチパパの犬への愛が詰まった一冊で、しつけに悩む飼い主に気づきを与えてくれる本です。

YouTubeでは実際の問題行動のトレーニングの様子も見られます。私もチャンネル登録していますよ。書籍と合わせて視聴すれば、よりしつけのイメージが湧きやすくなります。

ポチパパのYouTubeチャンネルはこちら

2-2.犬にウケる飼い方 (ワニブックスPLUS新書) 新書 – 2021/10/8


「褒めるしつけ」を日本に広めた、スタディ・ドッグ・スクール代表の鹿野正顕(かの まさあき)さんの著書です。

犬と人が対等な関係を持ち、褒めて伸ばすしつけが解説されています。規律重視・飼い主が犬のリーダーになる欧米式のしつけが苦手な方は、こちらの書籍を参考にするといいですね。

YouTubeチャンネルでも、本書と同じ理論を用いたしつけ方法のハウツー動画が公開されています。本で理論を学んだうえで動画を見るとより理解が深まります。

スタディ・ドッグ・スクールのYouTubeチャンネルはこちら

2-3.犬との暮らし大事典 (いぬのきもち特別編集) ムック – 2017/3/11


古くからあるドッグオーナー向け雑誌「いぬのきもち」の初心者向け解説本。読者である先輩飼い主さんの体験談や、雑誌で解説している専門家の解説をまとめた特別編です。

ラファ
ラファ
初めて犬を飼う人、これから犬を飼おうと検討している人に向けた本だよ

いぬのきもちは雑誌もおすすめ!犬を飼い始めたばかりの頃はよく読んでいました。

はじめて犬を飼う人が気になる飼い方・お手入れ・しつけのことが網羅的に解説されているため、幅広い知識が体系的に学べる良書です。

大判で写真がたくさんのっていて楽しく読めます。犬を飼いたい人や飼育初心者のための導入本として最適の1冊です。

2-4.「困った行動」がなくなる犬のこころの処方箋 単行本 – 2022/2/19


「犬とのよりそイズム」を提唱する獣医師の村田香織さんの著書です。犬の心理から問題行動を読み解き対処するという犬に寄り添った内容になっています。

ほかのしつけ本との違いは「問題行動について犬目線で語られていること」です。「愛犬がどうしてこんな行動をとるのか、その心理を知りたい」というときに役立ちます。

愛犬との意思疎通が上手くいかず、普段の生活やしつけに悩んでいるなら、問題解決のヒントになる本です。

2-5.ザ・カリスマ ドッグトレーナー シーザー・ミランの犬と幸せ に暮らす方法55 単行本 – 2015/9/18


ナショナルジオグラフィックの問題犬トレーニングで大人気の、アメリカのドッグトレーナーの飼育としつけの方法が書かれた本です。

問題行動の事例も豊富にのっているため、愛犬の問題行動に悩んでいる飼い主さんの突破口になるかもしれない1冊です。

飼い主が犬のリーダーになる方法や、犬を擬人化しないなど、犬を導くための考え方が学べます。

3. しつけ本を読む前に知っておきたいこと

しつけ本を読むときの注意点

しつけ本で知識を得ることは素晴らしいことですが、落とし穴もけっこうあります。

3-1.【3冊くらいは必要】1冊では物足りない

初めて犬を飼う人が、本を1冊読めば犬の飼い方やしつけ方がすべてわかるほど、世の中は甘くありません。むしろ1冊読むと「もっとここが詳しく知りたい」と思うことが多いです。

そのためしっかり理解したい場合は、傾向のことなるしつけ本を3冊程度は読むことになります。複数の本を読むことで犬についてより多角的に理解できるため、複数冊読み込むのはいいことです。

ただし本を複数読むことで、初心者には難しい判断が必要になることもあります。

読むほどに悩むことにも
  • 筆者によって主張がことなる
  • 同じしつけでもやり方が複数ある
  • どの本にもざっくりしか書いてなくてイメージしづらい

読み手に犬を飼った知識や経験があると「この意見は有用だな」「これに関してはAよりBの本がいいこと書いてある」と判断できます。

しかし、初心者はそもそも判断基準がないので、最初は本ごとに違う主張に悩むこともでてくるでしょう。

ラファ
ラファ
犬を飼う前の参考に読んで、実際に犬を飼ってから読み直すと「おお、このことだったのか!」と理解が深まることもよくあるよ

それでも初心者はわからないなりにとりあえず何冊か読んでみるのがおすすめ。そのうえで以下のスタンスでいくといいですよ。

おすすめの読み方
  • どの本もだいたい同じことが書いてある部分はそのまま採用
  • 主張が本ごとに異なる場合は自分が直感的に好きなものでOK
  • 記載がない・曖昧な表記の部分はケースバイケースが多い事柄だと心得ておく

本で学べることは、実際に犬と接して得られる知識・経験の何百分の1程度です。書いてあることがすべてではないと理解して読んでください。

3-2.【ピンポイント対応はない】総論・一般論を学ぶもの

書籍は多くのユーザーに向けて書かれています。個別のケースやレアケースの記載があることはほとんどありません。

総論や一般論を学ぶのには適していますが、個別の事情を解決したいときにはあまり役に立ちません。

しつけ上のトラブルなど個別の事情を把握してきちんと事態の解決をはかりたい場合は、書籍をあたるよりもドッグトレーナーに相談したほうが早いです。

3-3.【常識は常に変わっている】刊行年は新しいものを選ぶ

人の生活様式の変化にともない、犬の飼い方は日々進化しています。

いままで当たり前のように実施していたしつけが現在では効果がないと廃止されていたり、やり方が変わっていたりすることは日常茶飯事です。

かつては犬を力で抑えて指示を聞かせるのがしつけだった時代もありました。ですが、今の時代にそんなことをやったら虐待といわれ、飼い主失格の烙印が押されます。

ラファ
ラファ
トイレトレーニングなんて昔はしなかった!室内飼育も少数派で、排泄は庭や道端でさせるのが当たり前の時代があったのよ。犬の飼い方も変化しているの

古い書籍を参考にしてしまうと、現代のしつけ方法や飼育スタイルに合わずにモヤッとすることが出てきます。なるべく刊行年の新しい書籍を参考にしましょう。

3-4.【専門家は頼りになる】本以外の情報収集も大事

本の内容は一般的な内容で、飼い主によって犬の飼育事情が異なる以上、参考にならないことも多々あります。

そのときは、地元のトリマーやドッグトレーナーなど専門家に意見を聞いてみるのも大切です。

意外となんでも答えてくれますし、わからないことは「うちでは相談に乗れない」とはっきりいってくれるので、ありがたいですよ。

かわりに地元のほかのサービスを紹介してくれることもあります。情報収集は本だけに頼らず、地元の犬業界ネットワークを活用してみてください。

4.まとめ

犬を飼う前やしつけのために書籍で飼育法やしつけ方法を学ぶのは効率がよく、おすすめの勉強法です。

おすすめ書籍
  1. どんな困った犬もこれで大丈夫! 体罰ゼロのポチパパ流 犬のしつけ大全
  2. 犬にウケる飼い方 (ワニブックスPLUS新書)
  3. 犬との暮らし大事典 (いぬのきもち特別編集)
  4. 「困った行動」がなくなる犬のこころの処方箋
  5. ザ・カリスマ ドッグトレーナー シーザー・ミランの犬と幸せ に暮らす方法55

書籍は筆者の経験や考え方によって主張が異なります。すべて鵜呑みにせずに、複数の情報をもとに判断することも必要です。

すでに飼育中で問題が出ている場合は、書籍だけで解決しようとせずに専門家への相談も検討しましょう。

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