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犬中心のライフスタイル!フルタイム勤務の飼い主の1日を公開

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フルタイムで働いていると犬の世話は厳しいとされていますが本当に無理でしょうか?

私もほぼ一人で世話をしていて、かつフルタイムで働いているので、そこまで厳しいと思ったことはありません。確認のため、働きながら犬を飼うとどんなスケジュールになるのか書き出してみました。

結果は自由時間がほぼ犬の世話となっており、「犬の世話と家事→仕事→犬の世話→寝る」が標準の生活になっています。自分が思っている以上に犬に時間を使っていました!

ラファ
ラファ
ザ・犬中心の生活という感じ。子犬のときは成犬の2~3倍は時間を取ってあげなければいけないし、自由時間はないわね

フルタイムで犬を飼えるかどうかは2つの要素で決まります。

  1. 犬の世話をする時間(日常・しつけ・ペット事由の有給)を取れるか
  2. 犬のために犠牲となるプライベートタイムの身体的・心理的負担感のつよさ

この記事では、働きながら犬を飼うときのスケジュールと、注意点や生活の工夫を紹介しています。これから犬を飼おうと思っている方、今の時間割でいいのかなと思っている方は、ぜひ参考にしてください。

1.【苦痛になる人もいる】働きながら犬を飼うと自由時間はほぼ犬の世話になる

子犬ジャックの兄弟

フルタイムの仕事をしながら犬を飼うと、平日はほぼ自由時間がありません。これは覚悟の上で犬を飼ってください。私は平気ですが、それが辛いと感じる人もいるようです。よく考えてから犬を迎えましょう。

スケジュールに余裕がない共働きの場合は、ペットシッターや預かりサービスの利用を最初から念頭に置いておきましょう。

時間や人手に余裕があるご家庭でも、手間のかかる子犬のうちは残業や休日出勤は控えるか、代わりに世話をしてくれる人(家族やペットシッター)の確保をします。

1-1.【定時に帰宅でも時間に追われる】平日のスケジュールはかなりタイト

私の1日の行動を表にしました。キツキツに予定が組まれた状態です。

5:00頃 起床
~6:30 犬の世話(トイレシートや水の交換、散歩40分くらい、遊びとトレーニング20分くらい、朝ごはんなど)
~7:00 ニュース見ながら朝ごはん作って食べる(人間)
~8:20 掃除や洗濯などの家事、仕事へ行く準備など
8:20~ 出勤(9:00~18:00まで仕事、残業なし)
18:30~19:00 帰宅してすぐ犬の世話(トイレシートや水の交換、少し遊んでから夕飯)
~19:30 夕食&食休み(人間)
~21:30 犬の世話散歩とトレーニングで60分くらい、ブラッシングや歯磨きなど)したり、犬とまったり過ごす(犬はヒヅメやガムをかじって過ごす、私は動画見たりSNSやったりする)
~22:00 お風呂入ったり就寝準備
22:00頃 就寝

睡眠7時間、仕事の時間約10時間を除くと、1日のうちで7時間が私のプライベートタイムです。その内訳は

  • 3.5時間が犬の世話
  • 1.5時間が食事や入浴など生活時間
  • 1.5時間は家事などこなす
  • 完全な自由時間=1時間程度

家族と同居しているので家事が分担されていて負担が少なくてもこのスケジュールです。

犬が元気いっぱいで相手をして欲しそうにしている日は、遊びの時間も増えていつの間にか夜遅くなっていることも!

おまけに残業が入れば夜のスケジュールが後倒しになって時間はなくなります。残業にならないように仕事は綿密に段取りして、変な用事を言いつけられないように注意していますが避けられない日もあります。

仕事が立て込んでいるときに家族に世話を頼めればいいですが、世話できるのが自分だけだとハードワークになります。

私は犬の世話の3.5時間もほぼ趣味の時間であり楽しい時間ですが、それでも疲れているとゲンナリするときがあります。世話が大変すぎて後悔する方がいるのも納得です。

ラファ
ラファ
ちょっとぼーっとしていると時間が足りない! どんなに忙しくても疲れていても、散歩と遊びとトレーニングは十分やらないとストレスから問題行動になっちゃうし妥協はできない

1-2.【ぐうたらする日はない】休日のスケジュールも慌ただしい

休日も予定がいっぱいで、ゴロゴロしている余裕はありません。

5:00頃 起床
~6:30 犬の世話(トイレシートや水の交換、散歩40分くらい、遊びとトレーニング20分くらい、朝ごはんなど)
~7:30 ニュース見ながら朝ごはん作って食べる(人間)
~9:00 掃除や洗濯などの家事
午前中 自由時間(買い物・庭仕事・読書など)(犬は寝ている)
正午ごろ 簡単に昼食
昼過ぎ~ 犬と遊んだり(30分程度)昼寝したり午前の続きの庭仕事や読書
夕方 犬の世話(トイレシートや水の交換、散歩(60~90分)してから夕ご飯)
~19:00 夕食&食休み
必要なら軽く散歩とトレーニングをしてブラッシングと歯磨き、あとはまったり過ごす(犬は日中よく遊ばせておけば疲れて寝ている)
22:00頃 就寝

休日も犬中心の生活になっていますね。基本的には休日だからといって犬をかまう時間を大幅に増やしたりはしません。

表の通りの過ごし方だと4時間くらいを犬の世話に使っていますが、平日が3.5時間なので微増です。普段からしっかり世話をしていれば犬との時間を増やす必要がないし、休日は休まないと私の心身が持たないからです。

休日でも起床・就寝時間は変えていません。そのほうが犬も安定します。休日は仕事に使っている10時間分が自由時間として使える感じです。平日出来ていない家事や買い物、庭仕事や読書など時間がかかるものを犬が寝ている間にこなします。

その後はいつもより多めに犬と遊んだり、時にはちょっと遠出をして犬とトレッキングしたりするのが休日の過ごし方になります。夜爆睡してもらうためにドッグランを利用したり、疲れているときは犬の預かりサービスを利用することもあります。

家族が代わりに一日面倒を見てくれない場合、たまには犬の世話をせずに過ごしたいとなるとペットホテルを利用するしかないです。お金で自由を買うことができます。犬の世話に疲れたら無理をせずにサービスを利用することをおすすめします。

ラファ
ラファ
犬がいると休日もなかなかぐうたら過ごせないのよ。平日忙しくて出来ていないことをやらなきゃいけないしね

2.少しでも負担を減らすための方法

働きながら犬を飼う場合は家族が協力して犬の世話をするのが大前提です。

なぜなら犬の世話はとても大変なうえに、初めて犬を飼う場合は世話もしつけも要領よく出来ずに余分な時間と労力がかかるからです。

少ない時間で犬の世話をするので、ほんの少しでも手分けして効率よく行うようにしましょう。その上で工夫をして負担を減らしていきます。

ラファ
ラファ
犬の世話に慣れていても、毎回新しい子犬を迎えるたびにその子の特性に合わせた試行錯誤をするので、最初の半年は苦労の連続よ

2-1.家の中の物を減らして掃除や片付けの手間をなくす

犬がいるなら家の中は可能な限りものがない状態にしておくのは常識です。お気に入りのインテリアやカーペット、捨てるのはもったいない気持ちはわかります。

でも、どうせ犬に壊されますよ。かじっている犬を叱ったり、取り上げるために家事を中断する無駄のほうが負担です。

子犬の生活圏に絨毯・カーペットを敷いてはいけません。トイレのしつけができない原因はカーペットがあるからといっても過言ではありません。

犬の粗相の片付けも、カーペットはすごく大変です。フローリングで物が置いていない部屋にすれば、掃除の手間も段違いに楽になりますよ。

ラファ
ラファ
カーペットや絨毯は安いトイレシートより素早く完璧におしっこを吸収するのよ。そりゃそこでしたくなるよね

2-2.家事をするときは家族の誰かが犬を外に連れ出す

家事をするときには犬をクレートに入れて必要ならタオルなどで目隠しをしておくのがセオリーですが、もっと簡単で気にならない方法があります。

家事をしている間はほかの家族に犬の散歩をしてもらうことです。犬がいない間に心置きなく物を動かしたり窓を開け放ったりして掃除できます。

掃除をするときや洗濯物をたたむときに犬が邪魔になるのは仕方ないことです。子犬の鳴き声がするとついつい気になって、家事の手を止めてその場を離れたりしてしまいます。

トイレのしつけが終了していない場合は「もしや粗相をしていないか」と心配になり、確認に行くことも家事の効率を妨げます。

犬が外に出ていれば料理も落ち着いてできます。洗濯物も邪魔されずにたためるので余計なストレスがかかりません。

そして家事の終わりと同時に犬が散歩と運動を終えています。家事を終えて次は犬の散歩!と急ぐ必要もありません。

ラファ
ラファ
家事の間は犬を無視できる環境を作ろう

2-3.時短家電を導入したり、便利なサービスを利用して家事の手間を減らす

犬の世話に時間を取られるぶん、ほかの家事を手抜きすればいいという考え方です。

やらないわけにはいかないので機械の力を借ります。ロボット掃除機や食器洗い乾燥機などの時短家電で家事負担を減らすといいでしょう。最近の家電は本当に優秀ですので、うまく使うと格段に家事が楽になります。

食事もミールキットの利用やお店の惣菜を活用して調理の手間を減らすことができます。

お金は余計にかかりますが「自由時間を買っている」と考えれば安い買い物です。どんどん利用しましょう。

2-4.家事代行やペットシッターを利用し、時には預かりサービスでリフレッシュ

何でも独力でやろうとするから時間と労力がかかるのです。専門業者の手を借りて快適に過ごすことは現代社会の特権なので大いに活用しましょう。

とくに共働きで長時間(6時間以上)留守にする家庭が子犬を迎える場合、生後6ヶ月未満のパピー期間は日中の世話を誰かに依頼する必要があります。子犬がトイレを我慢できなかったり、暇を持て余していたずらしたりするからです。

長時間の外出後は、トイレシートはビリビリにされ子犬はウンチまみれ、ケージやサークルの中がぐちゃぐちゃという惨劇が待っています。この片付けに精神がメチャクチャ削られます。臭いし汚いし、本当に泣けてきます。

子犬の面倒を家族に頼めない場合は、ペットシッターや犬の保育園などの預かりサービスを利用することが前提になりますので、飼い始めるときは費用や段取りなど準備を怠らないよう注意してください。

ラファ
ラファ
ペットショップの「ケージに入れておけばお留守番できます」は信じてはダメ!ある程度成長するまでお留守番は無理よ

2-5.犬の世話を最小限にする・汚れや匂いに神経質にならない

犬を大事にするあまり、しなくてもいい世話をしていることがあります。その世話が時間を無駄にしていることがあります。

特に多いのが、散歩後の毎回の足洗いや回数の多すぎるシャンプーです。

散歩後はよほど汚れていない限り、足は拭くだけでいいです。シャンプーも多くても2週間に1度、通常は月1回で十分です。

家が汚れて臭くなるという方がいますが、掃除と換気をまめにしていればそこまで汚れませんし、入った瞬間に獣臭さを感じることはありません。

ただし、どんなに掃除をこまめにしても多少は犬の匂いがつくのは当たり前です。それが嫌なら犬は飼わないほうがいいです。

犬の飼い主のほとんどが、犬のいない家庭に比べて犬のいる家庭のほうが汚いことを自覚しています。多少はしょうがないよね、とおおらかになることも大事です。

3.犬と暮らすときは生活の負担と楽しさをよく考えて検討しよう

犬を飼いたいけどフルタイム勤務で世話ができるのかな? と疑問に思われる方もいるかもしれませんが、私の周りでは共働きで日中留守がちな家でも犬を飼っていたりします。

ただし、平日はただでさえ少ない自由時間の半分以上を犬に費やす覚悟が必要です。休日も犬の世話がついてきて、一日中ぐうたら過ごすことは出来ません。半日ぐらいならいけるかという程度で基本は忙しいです。

犬を飼うにはやはり自分の時間を犠牲にする覚悟がいるようです。

まとめ
  • 平日は少なく見積もっても1日3時間は犬の世話(子犬期)、場合によっては自由時間の大半~ほとんどが犬の世話
  • 休日も犬の世話がついてまわる(4時間程度・年中無休で世話)
  • 家族が世話に協力的でないと時間・肉体・心理的負担は大きい
  • たまには犬のいない休日を過ごしたかったらペットホテル利用もあり

この記事を参考に、犬の世話の負担と楽しさをよく考えて、自分のライフスタイルで犬を飼うことがプラスになるかマイナスになるか客観的に判断してください。

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