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子犬が大興奮! 落ち着きがない犬との付き合い方を徹底解説

落ち着きがない子犬
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子犬が突然大興奮して困る」「もっと落ち着きのある犬になって欲しい」と悩んでいませんか?

子犬が興奮するのは普通のことなので心配する必要がありません。むしろ興奮したりはしゃいだりしない子犬のほうが珍しいです。

ラファ
ラファ
子犬特有のワチャワチャしたかんじは可愛くて犬好きにはたまらない!私は子犬の成長は早くてすぐに落ち着いちゃうから寂しいくらいだよ

とはいえ事あるごとに子犬が大興奮していては、日常の世話もままなりません。過剰な興奮は、しつけやトレーニングの妨げにもなります。

そこでこの記事では、子犬の興奮をコントロールして、早く落ち着いた犬に育てる方法を徹底解説します。やんちゃな子犬に手を焼いている方は、ぜひ参考にしてください。

1.【子犬に落ち着きがないのは普通】興奮しやすい幼犬の特性を理解しよう

子犬が興奮して意味もなく走り回り、飛びついたり噛んできたりするのは正常な行動です。通常の飼い方をしていれば、とくに何か対処をしなくても成長とともに自然と落ち着いてきます。

むしろ子犬が興奮するのが悪いことだと思い込んで、子犬を静かにさせようとする考えは間違いです。

人間の子供で考えてみましょう。幼児はいつも楽しそうに走り回り、些細なことでも大きく驚きます。ちょっとおもしろいことや興味があることには大興奮して「パパー!ママー!見てー!」と大騒ぎします。

活発な子なら常に大人が引くほどエネルギッシュで落ち着きがないものです。1日子守をするとクタクタになりますよね。

犬も幼犬のころはすべての刺激が新鮮で面白く、何かあれば大興奮します。なんなら何もなくても興奮するのもザラ。活発な子犬なら飼い主をヘトヘトにさせることもよくあります。

ラファ
ラファ
とくにボーダー・コリーやジャック・ラッセル・テリアなどの体力おばけ犬種、パワーのある大型犬の子犬は興奮度もすごいよ!一緒に遊んであげるのも本当に大変なの

そんな子犬も、いつの間にか興奮の頻度が下がって大人になっていきます。人間よりもはるかに成長の早い犬は、子犬らしい振る舞いもすぐに消えます。

落ち着くのは犬種や個性によって変わり、だいたい1歳前後〜3歳くらいで成犬らしい落ち着きを得るといわれます。飼い主の感覚からすると、意外とすぐですよ。いつの間にか「大人になって・・・」と子犬の頃が懐かしくなります。

子犬の興奮や落ち着きのなさは成長途上にある証です。ある程度は受け入れて、好ましくない場面では興奮が出ないように生活環境を整えます。活発で興奮しやすい子犬は、少しずつしつけやトレーニングでコントロールしながら成長を待つのが正解です。

2.【家庭環境が大事】子犬を落ち着いた犬に育てるには?

興奮させない生活習慣

子犬は興奮するのが普通とはいえ、いつでもどこでも大興奮では生活がままなりません。育て方や家庭環境で、落ち着きを得られるようにしていきましょう。

2-1.【まずは性格をチェック】興奮が激しいタイプかまったりタイプか

子犬の落ち着きのなさや興奮の激しさは、子犬の個性によって大きく差が出ます。まずはあなたの子犬が興奮が激しいタイプかまったりタイプか中間かよく観察してみましょう。

まったりタイプの子犬なら落ち着くのは早く、とくに生活を工夫する必要もないです。活発で興奮しやすく落ち着きにくい性格だと判断したら、生活やトレーニングで落ち着きやすくするように育て方を工夫します。

基準がよくわからない、自分は興奮が激しいと思っているけれど、実はこれくらい普通なの?と不安なら、近くのしつけ教室や動物病院で子犬を見てもらうのもいいですね。

ラファ
ラファ
らふぁ主もバロンとラファ、それぞれ犬のプロに性格を見てもらっているよ。両犬とも「この犬種にしてはおとなしい」の評価。おとなしめでコレなら、活発な子犬の飼い主さんの苦労はどれくらいなんだろう!?と戦慄した

子犬は成長とともに性格が変わるものです。性格や行動は生育環境や年齢で大きく変わることが知られています。今は落ち着きのない性格だからといって、ずっとそのままではないので安心してください。

2-2.【メリハリをつけよう】子犬がずっと静かにしているのは無理!

子犬が興奮するのは仕方がないことですが、世話ができないほどでは困ります。そのため生活にメリハリを付けて、興奮を許す時間や場面と大人しくするべき時間や場面を分けることが必要です。

2つの時間を交互に
  • 思い切り遊ばせる興奮してもいい時間
  • 静かにしている時間

興奮を許す場面では、とにかく飼い主も楽しみながら子犬を思いっきり遊ばせます。可能な限り子犬を目一杯疲れさせましょう。

静かにしているべき場面では、子犬を一切無視します。クレートに入れて周りの状況が見えないようにするのも有効な方法です。

興奮を許す時間と大人しくする時間の比率は子犬の活発さで変わります。活発な子には興奮を許す時間を多めに取ってください。

1日の中で興奮を許す時間と大人しくしている時間が適当なサイクルで交互に来るように調整できるとベストです。

2-3.【しつけを見据えて】落ち着ける生活環境を整えよう

子犬が落ち着かない生活環境で育てると、落ち着きがない犬になりやすいです。

犬を落ち着かなくさせる家庭内要因
  • 外からの刺激が入りやすい
  • ムダにちょっかいを出す家族がいる
  • 家庭内で大声を出す
  • ケンカや言い争いが多い

以上に該当すると、落ち着きのない犬になりやすいです。当てはまっていたら家庭内の環境を変えていきましょう。

ポイントは「人間が意識して行動を変えること」です。家族みんなで注意し合いながら変えていくことが理想です。

2-4.【子供がいる家庭は注意】子供とワチャワチャしているといつまでも落ち着かない

小さいお子さんがいる場合、犬が落ち着きにくくなる傾向があります。にぎやかな家庭で子犬を育てると、子犬の性格もにぎやかになります。

成人しかいない家庭や高齢夫婦のもとで育った犬は、逆に静かすぎる犬に育つことも。

ラファ
ラファ
子供と子犬が楽しそうにはしゃいでいる姿は見ていて癒やされるもの。でも、子犬のしつけの観点から見ると好ましくない一面もあるのよ

子犬が子供と一緒に過剰に大騒ぎしたり、子供が必要以上に子犬にちょっかいを出さないように、大人が主導して子犬との接し方を調整します。

子供とはしゃぐ時間をすべて無くす必要はありません。子犬の興奮が気になるときや、子犬に早く落ち着きを身に着けさせたい場合には、子供と子犬が遊ぶ時間を適度に制限します。

子犬が興奮しすぎる場合はいったんストップを掛けてクールダウンするなど、見守っている大人がコントロールをします。

3. 【興奮しやすくなる悪習慣】避けたいNG行動を解説

飼い主の接し方で、子犬の興奮のしやすさが変わります。落ち着いた犬になって欲しいと思いながら、子犬の興奮を助長させる接し方をしている人も少なくありません。

飼い主のNG行動
  1. 飼い主に落ち着きがない
  2. 過剰な褒めや撫で回し
  3. 留守番が長い
  4. 散歩をサボる
  5. 遊んであげないなどコミュニケーション不足

「犬は飼い主に似る」といい、飼い主に落ち着きがないと犬も落ち着かないです。興奮している犬に対して、飼い主が犬以上に苛立ち興奮している場面をよく見かけます。

まずは飼い主が普段から落ち着いてゆったりと構えて子犬と接することが大事!

犬が興奮しやすく落ち着きのない性格になる大きな原因は【コミュニケーション不足】と【運動不足】です。落ち着きがない犬の飼い主さんは、2つの不足に無自覚なことが多いです。

散歩には必ず連れていきます。運動量の少ない犬でもサボってはダメですよ。散歩にプラスして遊んであげたりスキンシップの時間を十分に取って、満たされた落ち着きのある性格に育てましょう。

犬を興奮させるような甲高い声で過剰に褒めることや、事あるごとに過剰に犬を撫で回すことも厳禁です。犬を撫でるときはワシャワシャ激しく撫でたりせずに、犬を優しくマッサージするように撫でるのが基本。

飼い主がNG行動をしないだけで、子犬は早く落ち着いてきます。

4.子犬を早く落ち着かせる3つの方法

子犬を早く落ち着かせる3つの方法

基本的な生活はできているけれど、活発な性格なのでプラスアルファで落ち着ける方法を試したい、そんな飼い主さん向けに3つの方法を紹介します。

4-1.【早めにしつけを開始】スワレやマテを早い段階で教える

スワレ・フセ・マテといった犬の行動を抑制するしつけをすると、格段に落ち着きが身に着きます。

マテなどは本来は本格的にしつけをスタートする生後6ヶ月くらいから始めるしつけですが、もっと早い段階で始めても構いません。

スワレ・フセ・マテのしつけは正しく行うこと。しっかりした教材やトレーナーの指導で学んでから実践してください。間違った方法でやると子犬の性格が歪みます。とくに食事のマテは厳禁!

最初のうちは興奮して何もいうことを聞かないかもしれません。しかし、根気よく続けていけば徐々にできるようになり、習熟度が上がるに連れて落ち着きも出てきます。

4-2.【状況判断力をつけさせる】正しい社会化で精神的な成熟を促す

大興奮して落ち着きがない性格は、社会性の未熟さによるところも大きいです。犬も社会を知り視野が広がることで落ち着きや余裕が出てきます。

性格が固まり切っていない子犬の時期に正しい社会化を行うことは、落ち着きを促す面でも役立ちます。

ただし間違った社会化をしてしまうと、子犬を神経質にしてしまったり、臆病にしてしまったりして、落ち着きのなさを助長させてしまいます。とくに有資格の監督者がいない、不特定多数の人が出入りするドッグランなどに子犬をいきなり放り込むのは危険です。

必ず信頼のおけるしつけ教室などの施設で、犬の扱いに長けた監督者の管理のもとに社会化を行いましょう。間違った社会化をするくらいなら、やらないほうがマシです。

【関連記事】犬の社会化って何だろう? 子犬の問題行動を防止するためのしつけを解説

4-3.【十分な運動や遊び】疲れていれば興奮しない

どんなに運動量の少ない犬種でも、子犬期はたくさん運動させる必要があります。犬の心身の健康と成長のために、運動や散歩はかかせません。

十分に運動をさせていれば、興奮して落ち着きなくウロウロすることも減ります。運動したあとは寝ることを優先して静かになります。

運動とともに遊びも十分にさせます。犬同士でのあそびや家族との遊び、知育玩具を使うなど、コミュニケーションや知能を育てる遊びを用意します。

相手のある遊びや考える遊びで頭を使うと疲れも倍増して、子犬の知性も育ちます。ただ歩くだけの散歩だと、子犬には刺激が低すぎて疲れるほどの運動量になっていないので注意しましょう。

ラファ
ラファ
普段からたっぷり運動や遊びをしている犬は、精神的にも安定度が高く、無駄吠えや問題行動も少ないよ

5.興奮しやすい子犬との付き合い方も学べる「イヌバーシティ」

子犬が落ち着かず興奮しやすいのは、成長過程にあるから仕方のないこと。暖かく見守りつつ、落ち着きのある犬に育つように飼育方法や環境を整えましょう。

そうはいっても「早く落ち着いてほしい、なんとかしたい」と思う方がいるのも当然です。そんなときには犬との付き合い方を学べる犬のしつけ教材イヌバーシティがおすすめ。

愛犬の興奮にたいして飼い主がどのような心構えでいるといいのか、家族に協力してもらうにはどうすればいいのかなど、プロが徹底的に解説し、すぐできる実践動画も豊富にそろっています。

気になった方はイヌバーシティ公式サイトをごらんください。

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